FXで学ぶ政治と経済

目指せ国際派!
 通貨のレートを決定している外国為替相場はリアルタイムで通貨のやり取りをしています。買われる量が多い通貨は高く、売られる量が多い通貨は安くなることが外国為替のルールですが、様々なニュースにより、対象となる通貨が売買するケースは少なくありません。

 その中でも「政治・経済」の情報は値動きに深く関係する非常に重要な情報です。FXをやっていると今まで政治・経済のニュースに興味がなかった人でも不思議と興味を持つようになってきます。

 では、一体どんなニュースで為替は動くのか、具体的なイメージがつきやすいように為替相場に影響を与えたニュースの一例を下記してみます。
FXに影響するトピックス(一例)
■直接的に為替相場に影響を与えるニュース
・国政選挙で政党与党が変わった
-選挙で与党が変わると当然金融政策なども大きく変わります。政党によって同じ政策方針だとしても実行の強さや実現能力などが変わります。市場はそれを先取りして売買を始めるのです。

・大規模な金融政策が行われた
-為替介入や政策金利の変更など政府や中央銀行による金融政策は為替相場には直接的・間接的に影響を与えます。そのため、各国の中央銀行会議の議事録の書き方一つで相場が動くこともあります。

・政府要人が「通貨高は容認出来ない」などと伝えた新聞が出た
-仮に噂レベルであったとしても「各国要人の一言」が為替相場に大きな影響が出るケースは多々あります。人がトレードをしている以上、市場のリスクオン・リスクオフ心情を常に頭に入れておくことが必要です。

■間接的に為替相場に影響を与えるニュース
・企業の決算報告が良かった(or良くなかった)
-例えば大手銀行の決算が良かったとします。これ自体は為替相場に直接の影響は無く、どちらかと言うと株式相場への影響が大きいと思われます。ただ株式相場へのポジティブニュースはリスクオンを生み結果的に為替相場に影響をあたえるのです。

・大規模な自然災害(地震やハリケーン)が発生した
-こちらは先ほどの例とは逆にネガティブなニュースとして扱われ、基本的には被害を受けた国の通貨安になります。ただし被害を受けた国の通貨が高くなるケースもあります。主にアメリカ・日本などをはじめとした海外に投資をしている先進国です。

以上のように外国為替相場は各国の政治・経済の情報で増減を繰り返しており、政府要人なども十分注意して発言を行なっています。要人の失言で通貨安・通貨高に大きく動くなんてことも多々あります。FX取引を始めると自然に政府や金融政策、企業決算などの経済動向に意識が行きニュースに敏感になります。

日本の教育は専門過程以外では為替はもちろん、経済・金融についての勉強はほとんどしません。
しかし、経済・金融は今後の国際派社会人になるためには必須情報です。FXを通して経済・金融を学ぶ事も考えて見ては如何でしょう?