小売売上高とテーパリングと株価=外為どっとコム総研 神田卓也

方向感に欠ける展開
東京市場のドル/円は日本株の軟調推移に上値を押さえられて102.70円台で伸び悩んだものの、時間外の米長期金利の上昇に支えられて102.40円前後で下げ渋るなど方向感に乏しい展開となった。
株安・円高?米金利高・ドル高?
昨日のNY市場では、次回FOMC(12/17-18)で量的緩和の縮小が決まるとの観測が浮上、これが株安と金利の上昇を誘い、本日の東京市場の動きに繋がった。この間、ドル/円は102円台での上下動となっており、株安・円高の動きになびくべきか、米金利上昇・ドル高の動きになびくべきか迷っているように見える。
小売売上高が量的緩和縮小の決め手に?
本日は、米国の量的緩和縮小のタイミングを占う上で米11月小売売上高(22:30)の結果が注目される。前月比で+0.6%と堅調な伸びが見込まれており、強めの予想を上回る事になれば、12月の緩和縮小開始を一気に織り込む動きに繋がる可能性がある。ただし、その場合でも昨日と同様に株価動向には要注意だろう。