<話題の焦点>=笹子トンネル事故から1年、橋梁・インフラ関連株を見直せ

 中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故から、この12月で1年。同事故の発生により、国内インフラの老朽化がさらけ出され、早期補修は喫緊の課題となった。それとともに株式市場で再評価機運が高まったのが、橋梁関連株と同インフラ補修関連株だ。

 橋梁関連株はバブル崩壊後、長期間におよぶ公共投資削減で経営悪化企業が相次いだ。株価は100円前後といった倒産価格に落ち込む銘柄も少なくなく、実際、橋梁大手のサクラダは2012年11月に自己破産を申請している。ただ、安倍政権の公共投資見直しと橋梁や道路などインフラへの投資再評価機運で株価は上昇基調にある。

 橋梁大手銘柄には、横河ブリッジホールディングス<5911.T>、日本橋梁<5912.T>、ピーエス三菱<1871.T>、駒井ハルテック<5915.T>、川田テクノロジーズ<3443.T>、宮地エンジニアリンググループ<3431.T>などがある。

 また、橋梁などの補修関連ではショーボンドホールディングス<1414.T>のほか、接着剤トップで建築関連の補修技術を持つコニシ<4956.T>なども市場での注目を集めている。

◆主な橋梁・インフラ補修関連銘柄

ショーボンド<1414.T> 橋梁、ビルなどコンクリート構造物補修の最大手
PS三菱<1871.T>   三菱マテリアル系。コンクリート橋梁大手
宮地エンジ<3431.T>  橋梁、建築で実績。今期2円復配を実施へ
川田TECH<3443.T> 鉄骨・橋梁大手。ロボット事業なども展開
横河ブHD<5911.T>  橋梁業界最大手。滝上工業と提携
日本橋梁<5912.T>   橋梁大手。来年4月に純粋持ち株会社化
駒井ハルテク<5915.T> 鉄骨・橋梁大手。風力発電でも実績
コニシ<4956.T>    接着剤トップ。建築関連などの補修技術持つ

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)