<クローズアップ> キャラクタービジネス花盛り、KAWAIIが世界を制す(2)

 少子化の進む国内では厳しい状況のキャラクタービジネスだが、個別にみると、好調な企業も少なくはない。海外に活路を見出した前述のサンリオなどはその好例で、14年3月期第2四半期累計決算では、営業利益は97億5700万円(前期比14.8%増)と4期連続で上期の最高益更新となったが、これを牽引したのが米州やアジア各国の海外ライセンス事業の好調だった。

 来年1月にはキャラクタービジネスを手掛ける企業が中心となって社団法人「キャラクターブランド・ライセンス協会」を設立する予定で、版権管理に関する研修やセミナーを開くほか、自治体などとも連携し、海外進出を後押しする予定だ。キャラクタービジネスに関する話題も一気に増えそうだ。

 株式市場でもキャラクタービジネスへの注目度は高い。サンリオをはじめ、バンダイナムコホールディングス<7832.T>やタカラトミー<7867.T>などの玩具関連企業や、独自の萌えキャラを展開するブロッコリー<2706.T>、バンダイナムコグループで「ガンダム」の関連商品を展開する創通<3711.T>、人気アニメの「ワンピース」関連商品を手掛ける東映アニメーション<4816.T>、「ドラゴンクエストシリーズ」のキャラクター商品を展開するスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などが関連銘柄として挙げられる。

 また、「たまごっち」の版権を有するウィズ<7835.T>、アニメ制作とアニメ作品の版権事業が中心のIGポート<3791.T>、ゆるキャラ関連商品の制作・販売を行うエムアップ<3661.T>、コンテンツ制作のウェッジホールディングス<2388.T>などにも注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)