来週の株式相場見通し=米量的緩和縮小巡り売り先行、FOMCの内容を注視

C9a90f44f

 来週(16~20日)の東京株式市場は、現地17~18日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容に大きく左右されることになりそうだ。日経平均株価の想定レンジは1万5100~1万5600円とする。
 6日に発表された米11月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比20万3000人増と市場予想を上回ったことで、FRB(米連邦準備制度理事会)が量的緩和を縮小する時期を早めるとの観測が浮上。今回のFOMCでそれが示唆されるとの見方も出ている。ただ、米株式市場では、量的緩和縮小に対する懸念よりも景気回復に対する期待が上回り、「金融緩和と景気回復のバトンタッチはスムーズに行くのでは」(市場関係者)との見方もある。
 日程面では、日銀短観12月調査、11月の首都圏新規マンション発売(16日)、11月の貿易統計、11月の日本製半導体製造装置BBレシオ(18日)、10月の全産業活動指数(19日)、日銀金融政策決定会合(19~20日)に注目。海外では、米11月鉱工業生産・設備稼働率(16日)、米11月の消費者物価(17日)、米FOMC(17~18日)、米11月の住宅着工件数(18日)、EU首脳会議、米11月の中古住宅販売(19日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)