ドル円はFOMC前に105円を目指す展開に

緩和縮小決定でも「Buy the rumor, Sell the fact」の可能性
昨日の海外時間には、欧米株価が下落する中日経平均先物だけは堅調さを保ったことで、円売りが続きました。また、次期FRB副議長候補として、タカ派のフィッシャー・前イスラエル中銀総裁が有力、と報じられたことから米長期金利が上昇したことも円売りを後押ししました。

今日午前には、利食い売りなどもあって一時日経平均は前日比マイナス圏まで売られる場面もありましたが、米長期金利が高止まりする中、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人がカナダ・オンタリオ州公務員年金基金などと組んで、海外のインフラ投資を行う、などと報じられたこともあってドル円は堅調さを保ちました。その後日経平均が上昇すると、ドル円は年初来高値をあっさりと更新し、103.90円台まで上昇幅を拡大しました。

今後も、来週17-18日に開催される米FOMCで現在行われている資産買入れの規模の縮小を開始されるのでは、との思惑で米長期金利の上昇傾向が続けば、ドル円は次の節目である105円を目指すと予想できます。

ただ、実際に来週18日(日本時間19日明け方)買入れ額の縮小を発表しても、金額が月額100億ドル程度であれば想定内、ということで、米長期金利、ドル円とも一段高になるよりも「Buy the rumor, Sell the fact」の動きで一旦調整局面入りで下落する可能性が高い、と予想できます。

そう考えると、来週の水曜日までは押し目買いでいいと思いますが、FOMC前には一旦ポジション手仕舞ったほうがいいのではないでしょうか。