先物主導の上昇の後、失速

日経平均プラスでも、値下がり銘柄1135
後場は、ドル円が103.65円という寄り前の高値を突破。
これに伴い、日経平均も高値を更新しました。
やはり、週末にポジションをいくばくかでもニュートラルにしておきたいというショートカバーが主体でしょう。
後場、高値の15532円、ドル円も本日高値の103.92円という水準まで上昇しています。
ただ、内実はほとんど伴わない、指数主体の上昇でしかなさそうです。
値下がり銘柄数が遥かに多いので、相場つきはいびつというしかありません。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(12月12日⇒12月13日)は上昇銘柄群が、60.7⇒50.4%。下落銘柄群が39.3⇒49.6%。
6色帯は、「緑(上昇)」23日連続です。
日経平均現物・先物の「先読み」以降のトレンドは、連続ブルーで25日足をけっきょく割り込んでいく想定になって終わりました。
ドル円は逆に、連続ピンクでダブルトップどころか、上値追いがまだ続く想定になっています。
個人、6週間ぶりに買い越しに転じる
12日に東京証券取引所が発表した12月第1週(12月2日~6日)の投資部門別株式売買動向によりますと、外人が6週連続で買い越しで、買い越し額は781億円だということです。
一方売り越しが続いていた個人投資家ですが、6週ぶりに買い越しに転じました。買い越し額は345億円。
一応、優遇税制打ち切りを控えての、個人の売りもやはり一巡したということかもしれません。
うがった見方ですが、日本の個人が今後買い増しを続けていくということになると、外人は逆にそれに売りをぶつけるということもありうるわけです。
まだ、来週は要注意が続くと見ておきましょう。
米国ファンドが、キャピタルゲインの巨額分配へ
米国では、ミューチュアルファンド(投資信託)のキャピタルゲインの巨額分配が予定されているようです。
当局への申告によりますと、年末配当は2008年の金融危機以降では最大になる見通しだそうです。
株式相場が好調に推移したことを裏付けているわけです。
フィデリティの旗艦ファンドであるマゼラン・ファンド(運用資産160億ドル)は、今年キャピタルゲインに対して、1口当たり5,52ドルの配当を計画。昨年は0.02ドルでした。
ファンドの基準価格は、年初から32%の上昇となっています。
ちなみに、S&P500は年初から23.5%の上昇です。
マゼランの場合は、基本的にはハイテク株など成長株投資が主体ですから、ナスダックとの比較のほうが良いでしょう。
ナスダック指数は、年初から32.2%上昇です。
言うなれば、マゼランファンドは、ナスダック指数とほぼ同じパフォーマンスであったわけですから、アクティブ系のファンドとして歴史的に著名であるものの、取り立てて良い結果とは思えません。
インデックスファンドとなんら変わらないではないか、というそしりを受けても致し方ありません。