引き続き“揺れ動き”に要警戒…!?

あっさりと年初来高値を更新も…!?
※ご注意:予想期間は12月17日と表示されていますが、本日(16日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 前日の流れを引き継いで年初来高値を更新した東京タイムでしたが、その後は“往って来い”を絡めた“大きな揺れ動き”が見られました。

 週末特有の“利益確定売り”が持ち込まれたことに加え、年初来高値を更新したことによる“達成感の台頭”、さらには弱い米経済指標を背景にした“QE(米量的緩和)年内縮小観測の後退”などが、ドル売り・円買い圧力として機能したからです。このため104円手前に展開していた国内輸出筋やオプション絡みの分厚いドル売りオーダーをこなすことが出来ず、NYタイム中盤には103円ライン割れまで反落しました。もっとも先月7日以来の安値圏まで売られていたNYダウが概ねプラス圏で推移したこともあり、103円割れの滞空時間はわずかなものに留まりました。

上値模索は一服も、下値の堅さは健在…?
 こうして迎えた週明けの本日ですが、基本的には103円前半を中心とした揉み合いが想定されるところです。“今週最大”というよりも“年内最後のビッグイベント”といった方がしっくり来る『FOMC(米連邦公開市場委員会)』を週央に控えており、積極的なポジション形成は手控えられやすいと考えられるからです。

 先週末の上値を押さえた104円ラインのドル売りオーダーは、本日は103.40-50円付近へと引き下げられた感があります。このため先週末よりも“上値はより重い”と考えるのが自然となりますが、一方で先週末は103円割れがわずかだったように“下値の堅さ”も顕著でした。このため“どんどんと上値を模索する”といった展開こそ手控えられやすいものの、“下値の堅さは相変わらず”といった状態はキープされる可能性は高いと考えられるところです。
引き続き“揺れ動き”に警戒が必要…?
 もっとも“揉み合い”とはいいつつも、思惑が交錯する状況では“揺れ動く”と考えるのがまた自然です。このため「明確な方向感こそ形成されづらい」ものの、「上を下へは適度に揺れ動き」つつ、その中でも「下値がより堅い」といった展開を想定しておきたいところです。年初来高値更新”と共に“乱高下する揺れ動き”にも注意しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.919(12/13高値)
上値4:103.726(ピボット1stレジスタンス、5/22高値水準)
上値3:103.564(12/13の61.8%戻し、5/23高値水準)
上値2:103.452(12/13の50%戻し)
上値1:103.342(12/13の38.2%戻し)
前営業日終値:103.141
下値1:103.000(大台、12/13安値、12/6~12/13の38.2%押し、12/11~12/13の50%押し)
下値2:102.771(日足・一目均衡表転換線、12/6~12/13の50%押し、12/11~12/13の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:102.500(12/6~12/13の61.8%押し)
下値4:102.383(12/12安値、ピボット2stサポート)
下値5:102.144(12/11安値、20日移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:23 ドル円 抵抗・支持ライン追加