今週の米ドル/円は米FOMCに注目!?

先週のドル円は年初来高値となる103.935まで上昇
先週のドル円は102.965で寄付いた後、米国連銀総裁らの相次いだテーパリングへの前向きな発言と株式市場が軟調に推移したことから一時102.15まで下落。
その後は12日に発表された米11月小売売上高が市場予想の前月比プラス0.5%に対し、前月比プラス0.7%と強い結果だったことや本邦株式市場が堅調で推移したことなどを受け、2008年10月以来63か月振りで、年初来高値となる103.935まで上昇いたしました。

今週は米FOMCで量的緩和縮小が決定されるかどうかに注目
市場の量的緩和縮小開始期待は高まってきているように感じられますが、その前に先週の米要人発言を振り返りたいと思います。

ラッカー米リッチモンド連銀総裁
「来週のFOMCで量的緩和縮小の可能性について議論されるだろう」
「来年のGDP成長率は2%をやや上回るとみている」
「雇用の急な加速は見られない」

フィッシャー米ダラス連銀総裁
「量的緩和の縮小を出来る限り早期にに着手すべき」
「量的緩和のコストは利益を上回る」
「一部地域で住宅価格に過熱傾向が見え始めている」

ブラード米セントルイス連銀総裁
「インフレが目標に向かって上昇しないのならテーパリングの縮小を休止も可能」
「インフレは驚くほど低下傾向にある」
「労働市場だけを見ると量的緩和縮小の蓋然性は上昇」
「量的緩和の将来は経済データ次第」

基本的に上記の3名はタカ派の印象がある方々だと思います。
そして上記の発言内容から個人的にはフィッシャーダラス連銀総裁以外は、比較的ハト派的にも読み取ることができ、今回のFOMCで緩和縮小について何かしらの示唆はあると考えられますが、縮小の決定はおこなわれないようなイメージを持っています。

テクニカル的には、200日移動平均線や一目均衡表の方向性から中期的には上昇トレンド継続を考えておりますが、ストキャスティクスがダイバージェンスとなっていることなどから、目先は弱い動きを考えています。

レジスタンスは、先週の高値103.935
サポートは、転換線の位置する102.77、その下が12月5日・6日につけた101.60前後