海外時間には米長期金利の低下で円買い強まる

日経平均睨みの動き継続
金曜日の海外時間には、発表された米・11月生産者物価指数が予想よりもやや弱い結果だったことから米長期金利が反落し、日経平均先物が下落したこともあって全般的に円買いが強まりました。

欧州時間、米長期金利は上昇したものの東京時間終盤に円が買い戻された流れを引き継いで、ドル円は103.40円台まで、ユーロ円は142.00円台まで下落しました。その間ユーロドルは一旦1.3760台まで上昇しましたが、中国共産党中央経済工作会議で「中国経済は下向きの圧力に直面」とされたこともあって1.3700台まで反落しました。その後米長期金利が上昇していたことや各国株価が堅調に推移していたことなどからドル円は103.70円台まで、ユーロ円は142.40円台まで、ユーロドルも1.3730台まで反発しました。

NY時間にはいって、発表された米・11月生産者物価指数が予想よりもやや弱い結果だったことから米長期金利が低下し、全般的にドル売りが強まってドル円は103.00円台まで下落し、ユーロドルは1.3750台まで上昇しました。その後各国株価が下落幅を拡大したことからドル円は102.90円台まで、ユーロドルは1.3710台まで、ユーロ円は141.40円台まで下落しました。

NY時間午後にかけて、米長期金利が下げ止まって、株価も反発したことから、ドル円は103.30円付近まで、ユーロドルは1.3730台まで、ユーロ円は141.80円付近まで買い戻されたあとはレンジ取引に移行しました。

東京時間にはいって、発表された日・第4四半期日銀短観で先行きのDIが現状と予想を下回ったことや、中国・12月HSBCフラッシュ製造業PMIが予想よりも弱い結果だったことから、日経平均が下落し、米長期金利が低下していることから、全般的にドル売りと円買いが強まっています。

今日の海外時間には独/ユーロ圏・12月製造業/サービス業PMI、ユーロ圏・10月貿易収支、米・12月NY連銀製造業景気指数、米・10月対米証券投資収支、米・11月鉱工業生産/設備稼働率の発表があるほかドラギ・ECB総裁の講演が予定されています。

今週は火・水曜日(東京時間木曜明け方まで)に開催される米FOMCで、量的緩和縮小開始が決定されるかに注目が集まっています。それまでは日経平均とドル円の相関関係が継続する、と予想できます。