東京株式(大引け)=250円安、後場先物から下げ加速

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 16日の東京株式市場は為替が円高に振れたことが嫌気され、総じて売り優勢。後場に入り一段安となり、その後いったん下げ渋ったものの大引けにかけて先物主導で売り直された。
 大引けの日経平均株価は前日比250円安の1万5152円と反落となった。東証1部の売買高概算は22億4556万株、売買代金は1兆9545億円。値上がり銘柄数は180、値下がり銘柄数は1527、変わらずは66銘柄だった。値下がり銘柄数が全体の86%に達する全面安商状となった。なお、売買代金は4日ぶりに2兆円台を下回っている。
 前週末の米国株市場でNYダウが小幅ながら4日ぶりに反発したが、為替市場で1ドル=102円台に入るなど円高傾向にあることから、きょうの東京市場では、主力株を中心に売り圧力が強まった。12月の中国PMIが11月の確報値から低下し、アジア株が総じて売られたことも嫌気された。また、高水準の裁定買い残も意識されるなか、後場に入ると為替の円高にリンクさせた株価指数先物への売りが日経平均の下げ足を加速させるかたちとなった。
 個別では、トヨタ、ホンダなど自動車株が軟調。ソフトバンクも安い。ファーストリテが売られ、サイボウズ、アスクル、図書印なども大きく値を下げている。また、エイチームはストップ安となった。半面、NTTがしっかり、ファナックも堅調。明和産、ショーワが値を飛ばし、HISも高い。このほか東京産、ディップが値幅制限上限に買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)