フィナーレ(米FOMC)待ちの調整ムード=外為どっとコム総研 神田卓也

プチリスクオフだが・・・
東京市場のドル/円は、日本株の下落を眺めて103円を割り込むと、102.60円台まで下落する軟調推移となった。
中国12月製造業PMI(HSBC調べ)が予想を下回った事もリスク回避の円買いを誘った模様だ。もっとも、売り一巡後は102.90円台まで値を戻すなど、下値では一定の底堅さも見られた。
重要イベント控えドル売りには傾きにくい
欧米市場でも、中国景気の減速懸念から株安・円高の流れが続く可能性を否定はできないが、年内最後の重要イベントである米FOMCを間近(17・18日)に控えているため、ドルが大きく売り込まれる地合いにはないと見られ、ドル/円の下値余地は限られそうだ。
反対に、株価が下げ止まれば103円台への復帰もあり得るが、再び年初来高値(103.919円)を目指すほどの勢いはないだろう。
米経済指標も力不足か
その他、米12月NY連銀製造業景気指数(22:30)や米11月鉱工業生産(23:15)などの経済指標の結果も注目されるが、ドル/円相場に重大な影響を及ぼす事は考えにくい。