ドル円は102円台半ばがポイントか

上昇トレンドの中の調整安
金曜日には「ドル円はFOMC前に105円を試す展開に」と威勢の良いタイトルでエントリーを書きましたが、実際にはFOMCでの量的緩和縮小観測が高まる中、各国株式が売られたことから円の買戻しが強まっています。

NYダウは11月末に史上最高値を付けたあと、12月にはいってからは調整局面入りしています。日経平均も12月3日こそ上昇しましたが、その後やや反落する動きになっています。

ドル円相場は、12月入ってからは日経平均先物と連動する相場が続いていましたが、先週木曜日の海外時間から日経平均先物が下落する中、米長期金利の上昇に合わせ年初来高値を更新しました。しかし金曜日の海外時間から、日経平均先物、米長期金利ともに下げる動きとなったことから円の買戻しが強まって、ドル円は金曜日の東京時間につけた年初来高値から約1円反落しています。

今後も、ドル円相場は基本的には日経平均先物と米長期金利動向に左右される展開が続くと予想していますが、テクニカル的には102円台半ばを割り込まなければ、FOMC前に再び104円台を試す可能性が高いと考えられます。時間足チャートを見ると、ドル円は12月6日の安値と12日の安値を結んだ支持線と、その平行線に挟まれた上昇トレンド・チャネルの中を上下しています。

今のチャネルの下限は102.55円付近に位置していますので、そこを割り込まなければ短期的な上昇トレンドが続いている、と判断できます。