【レンジ推移】調整売りはどこまで?  OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】102.50-103.40 【予想時刻】2013年12月16日 18:00
先週末からドル円はFOMC前の調整主体で上値が重い推移が続き103円台を割り込んでの推移を続けていましたが、欧州序盤で反発、103円台を回復しています。FOMC前ということもあり方向感は薄い状態が続いています。
本日は米国時間にNY連銀製造業景況指数、鉱工業生産、マークイットのPMIの速報値の発表が予定されています。NY連銀の製造業景況指数は市場予想との乖離が起きやすい経済指標となるため一応注意が必要です。
鉱工業生産は先行するISM製造業景況指数の生産指数などが改善したことなどから期待が高まっていいます。
マークイットのPMIも未だ相場への影響度は限定的なものに留まると考えられますが、徐々に認知度が上がってきていることから、一応注意しておくのも良いと思われます。
しかし、明後日にFOMCを控えていることから、これらの経済指標で一喜一憂する場面があったとしても大きな流れを作るには至らずレンジ内の推移に留まると予想します。
リスクとしては、投機筋の円売りポジションが昨日から多少消化はされていると思われますが、依然として円売りポジションが多数、眠っていると予想されることから、下落時には下落スピードが加速する可能性もあるため注意が必要です。
先週火曜日時点での投機筋の通貨先物ポジション状況
先週火曜日時点では円売りのポジションが先週よりも減少しましたが、依然として多くの円売りポジションが残っていたことが確認できます。
先週から円の調整買いが入っているもののまだ相当数の円売りポジションが眠っていると予想されます。