続落を想定、日中の株安、指標鈍化を嫌気

16日のNY株式市場は、今週にFOMCの結果を控え、上値が引き続き重い展開、豪ドル安・日中株安も重し
時間外取引のCME米国株式指数先物は続落、下落幅は縮小も今週にFOMCの結果を控え、金融引き締めのアレルギーが重く圧し掛かるだろう。
また、今晩発表予定の経済指標の結果についても、市場予想上回れば縮小へ動き出す警戒が強まると思われ、FOMCの結果と議長発言の中身が非常に重要。
したがって、今週は19日未明に結果がキチンと出てくるまで一進一退の攻防に終始するとみている。
すでにマーケットは緩和縮小の声が高まっている状況、指標鈍化を単なる緩和縮小後退と位置付けずに様子見姿勢に徹することが大切だ。
今晩予定のイベントは、米国で鉱工業生産指数、NY連銀製造業指数が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で鉱工業生産やNY連銀指数が予定されており、製造業の景況感占う位置付けとして注目度が高い。
特にNY指数などは政府機関閉鎖の影響が最も少ない地域、それにも関わらず低迷すれば、NY株式市場の上値を重くする可能性が高いので注意だ。

また、労働生産性や証券投資動向などが発表予定、先週までの1週間で株式投信からの流出が進んでおり、債券投資動向次第では10年債利回りに影響するだろう。
テーパリングが意識されると、どうしても萎縮してしまう株式市場、問題は現状維持を歓迎するのではなく、本来なら非伝統的な措置から解放されることが何よりも大事だ。
要人発言はドラギECB総裁が発言、個別動向についてはナスダック主力銘柄の軟調な値動きに警戒
16時半にスタートした日経平均先物は18時を過ぎてプラス圏に転じている。
ドル円の103円台回復を好感しているようだ。
このあとのユーロ圏貿易収支の発表が過ぎれば、22時半まではもみ合いとなり、手掛かりに乏しい展開になるだろう。
23時にはドラギECB総裁が欧州議会で証言を予定しているが、特に緩和に踏み込む発言につながらないと見ている。
仮に踏み込むような発言となれば、米FOMC後のアク抜け期待が先行するかもしれないが、ここは19日早朝まで動かぬことが重要。

既にマーケット自体が緩和縮小ありきに向かっているとなれば、今晩の経済指標に対する反応に注目、市場予想以上イコール株価上昇となるのか、その反応を確かめたい。
したがって、今晩のNY株式市場については様子見機運の強い続落を想定、今はポジションを重くしないことが非常に大切だ。
日経平均は基準線を下回って終了した。残り営業日数を考えるなら、戻りは鈍いリスクも念頭に入れておかなければいけない。