FOMC警戒で手控え、5週間ぶり25日線下回る

あす(17日)の株式相場見通し
あす(17日)の東京株式市場は、現地17~18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前にして、量的金融緩和縮小に対する警戒感が根強いことから、売り優勢で日経平均株価は続落基調の推移となりそうだ。
市場関係者からは「FOMCの内容が判明し、これに対する米国市場の株式や為替の反応が定まるまでは、外国人投資家の日本株への投資姿勢は不透明が強いままで、売り買いともに手控えが続くことになる」との声が出ている。

 16日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行が嫌気され、後場一段安となった。
日経平均株価終値は、前日比250円安の1万5152円と大幅反落し、終値で11月11日以来5週間ぶりに25日移動平均線(1万5329円=16日)を下回った。

 日程面では、土地および戸建住宅の分譲、リフォーム、不動産仲介、不動産賃貸などを手掛けるアズマハウスがジャスダック市場に新規公開。
このほか、11月の工作機械受注(確報値)に注目。
海外では、FOMC(~18日)、米7~9月期の経常収支、米11月の消費者物価、米12月のNAHB住宅指数が焦点となる。
株式トピックス:5週間ぶりに25日移動平均線を割り込む
日経平均株価終値は大幅反落し、終値で11月11日以来5週間ぶりに25日移動平均線(1万5329円=16日)を下回った。
11月11日は、外国為替市場で円安・ドル高が急速に進んだことを手掛かり材料に、東京株式市場は全面高となり、日経平均株価は、前日比318円高の1万4588円と急伸した日だった。
一気に25日移動平均線を突破した。
その後25日線は、日経平均株価の下値支持線として推移してきた。

 今年初から5月急落までの長期上昇期間の中でも、何度か25日銭を割り込みそうになったり、実際に割り込んだケースもあった。
ただ、割り込んだにしても極めて小幅で短期間の場合は“アヤ押し”で済んでしまうことになる。
半面、傷が深くなると、25日線が上値の抵抗ラインとなってしまう危険性も。
一刻も早い、25日線奪回が望まれる。