FOMCを睨みつつ、上を下へは継続…?

すでに様子見ムードが…
※ご注意:予想期間は12月18日と表示されていますが、本日(17日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 昨日は、裁定取引解消に伴う日経平均反落の影響から102円半ばへと下押ししたドル円が、結局は103円台へ押し戻されました。

 「年初来高値を更新したことに伴う“達成感”」「イベント前の“利益確定売り”」が出やすい状況ではありますが、一方でイベント前は「ポジションを一方向へと傾けにくく」、これが膠着状態を演出しています。米10年国債利回りが2.88%半ばへと上昇したこともあり、下値は支えられたままで昨日の取引を終えています。
本日は“さらに輪をかけて”…
 このため本日は“さらに輪をかけて”様子見ムードが強まる可能性が高まっています。
 先週末の上値を押さえた「104円ライン手前」に展開していた分厚いドル売りオーダーは、昨日は「103.40-50円付近」へ、本日はさらに「103.20-30円」へと引き下げられた感があり、上値に重く圧し掛かっています。一方で昨日の下値を支えた「102.60-50円付近」のドル買いオーダーは、その一部が「102.90-80円付近」へと引き上げられた感があり、極めて狭いレンジ内での動きとなる可能性が高まっているからです。
それでも下値はより堅い…
 依然として大きく円売りへ傾斜するポジション状況を考えると、「より上値が押さえられやすい」との見方が優勢となりやすい雰囲気は否めません。それでも聞こえてくる「円売りポジションの越年リスクはそれほど高くない」との声は、日・米金融当局の立ち位置を考えると“さもありなん”といったところであり、懸念する“にわか上値期待”も膠着状態となったことで影を潜めています。

 ビッグイベントを控えた様子見ムードから、「明確な方向感は形成されづらい」ということになるのでしょうが、「上を下へと適度な揺れ動き」を見せつつも「下値はより堅い」という、昨日と同様の見方を継続したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.919(12/13高値)
上値4:103.726(5/22高値水準)
上値3:103.431(12/13~12/16の61.8%戻し)
上値2:103.287(12/16高値、12/13~12/16の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:103.129(12/13~12/16の38.2%戻し)
前営業日終値:103.028
下値1:102.771(日足・一目均衡表転換線、12/6~12/13の50%押し水準、12/11~12/13の61.8%押し水準)
下値2:102.641(12/16安値、ピボット1stサポート)
下値3:102.500(12/6~12/13の61.8%押し)
下値4:102.383(12/12安値、ピボット2stサポート)
下値5:102.289(20日移動平均線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:53 ドル円 抵抗・支持ライン追加