ソフトバンクが反発、断トツの大商いで機関投資家の実需買いを反映

 ソフトバンク<9984.T>が東証1部断トツの商いで反発。全般は先物主導で裁定買いを誘発しており、日経平均寄与度の高い同社株にも浮揚力が働いているが、売買代金の水準からみて他の値がさ株とは別格で実需の買いを集めていることがうかがえる。最近は国内メガキャリアとしての実績よりも同社のグローバルなM&A戦略を評価しコングロマリットとしての側面が前面に押し出されている。米スプリント社買収で米国での橋頭堡を築き上げていること、3割強出資する中国EC最大手アリババの上場接近観測など刺激材料には事欠かない。米有力ヘッジファンドのサードポイントの同社株取得も今後の買い増しの思惑なども含めて株価上昇トレンドを支えている。有利子負債の大きさをアキレス腱と見る向きもあるが、「証券会社各社からは前向きな投資判断が優勢で、個人よりもむしろ買わざるリスクを意識した機関投資家からの押し目買いニーズが強い」(市場関係者)という。

ソフトバンクの株価は12時39分現在8760円(△140円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)