<チャートの視点>=東芝機、75日線までの調整を経て戻りを試す局面に

 東芝機械<6104.T>が75日移動平均線までの調整を経て、戻りを試す局面に入っている。11月18日に直近高値572円をつけたあと調整を余儀なくされていたが、12月12日には75日線とほぼ重なる504円をつけて底入れ。きのうは一目均衡表で先行スパン1(16日時点:527円)と先行スパン2(同:486円)に囲まれた範囲(雲)を突破、きょうは25日移動平均線(同:541円)を上回ってきている。出来高も前週末から増加傾向にあり、4月30日につけた年初来高値613円奪還に向けて動き出しつつあるようだ。
 なお、2014年3月期通期の連結業績見通しは、売上高が1150億円(前期比4.8%減)、営業利益が55億円(同31.6%減)、最終利益が35億円(同55.6%減)。会社側では、欧州の景気低迷や新興国の成長鈍化、国内外企業との競争激化など予断を許さない状況が続くと、慎重な姿勢を示している。ただ、日本工作機械工業会が10日に発表した11月の工作機械受注総額(速報値)は前年比15.4%増と2カ月連続のプラスとなっており、同社にも期待がかかるところだ。

東芝機の株価は12時55分現在546円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)