外為サマリー:1ドル103円前後の膠着状態続く、FOMC前に模様眺め基調

 17日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=102円93~94銭近辺と前日午後5時時点に比べ6銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=141円79~83銭と同34銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は103円前後での膠着状態が続いた。あすにかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて手が出しにくく、一進一退状態となっている。FOMCでの量的緩和(QE)縮小開始の可能性は「ほぼ5分5分」(市場関係者)との見方が出ている。あるアナリストは、「今回のFOMCでQE縮小開始が見送られれば円ショートを閉じる動きとなり円高方向に振れるだろう」と予想する。一方、QE縮小開始に踏み切った場合、現在850億ドルの債券購入金額が50億ドル程度の減少にとどまるかどうかがポイントとなる。また、「FOMC後の声明で現在6.5%とされている失業率の数値目標に見直しがあるかは重要」(アナリスト)との見方も出ている。失業率の数値目標を6.0%あるいは5.5%に見直せば「低金利政策が続くとの見方から株高・円安の動きになるだろう」(同)という。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.3771~72ドルと前日に比べ 0.0021ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)