小幅続伸を想定、FOMCの結果を睨んだショートカバーが優勢

17日のNY株式市場は、明日のFOMCの結果を睨み一喜一憂しながらも買い優勢の展開を想定
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅反落、欧州時間に入り、欧米の金融市場はややリスク回避的なムードが漂っている。
明日に米国連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控え、今週に入り一段と債券買い入れ縮小の思惑が強まっているが、ネガティブな反応は限定的のようだ。

昨晩のバーナンキFRB議長による講演内容は、厳しくても必要な決断を積極的に行う必要があると諭しており、それでも株高の終了は買い入れ縮小のスタンバイ状態に入っている言って良いだろう。
3月よりも12月に買い入れ縮小に踏み切るほうが季節的にも縮小の影響は限りなく小さい、例え維持でも次はと言うことになり、特に悪影響はないとみている。
今晩予定のイベントは、米国でFOMCの判断材料となる消費者物価指数や住宅市場指数が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で消費者物価指数が発表され、FOMC開催前の重要な判断資料となるはずだ。
仮にデフレ傾向を示すような市場予想以下となれば、緩和維持を先取りする可能性が高まり、特にネガティブ視されることはないだろう。
逆に想定以上の物価上昇となれば、緩和縮小に向けた思惑は買い入れ額のレベルを問われることとなり、一晩中上値は重くなると思われる。

しかしながら、為替が円安に働けば日本株に悪影響は与えず、円安を先取りした買いが優勢になる可能性は高い。
リスクは取れないが、過度な警戒は緩和されてくるはずだ。
欧州ではドイツとユーロ圏でZEW景況感指数が発表予定、昨晩は欧州地域PMIの結果に踊る
16時半にスタートした日経平均先物は下落のスタート、為替は102円台まで買われ、リスク回避の動きが強まっているようだ。
昨晩はドイツやユーロ圏の製造業PMIの結果にポジティブな反応を示し、欧米株式市場の大幅上昇につながった。
今晩も引き続き、経済指標の結果次第ではということになるが、昨晩のようなサプライズに働くことはないだろう。

しかしながらクリスマス休暇は近付いており、次第に持ち高を減らす動きが買い戻しにつながる可能性は高い。
昨晩の反応もPMI発表直後ではなく、どちらかと言えばこじつけられた感が強く感じられ、今晩は総じて様子見機運高まるだろう。
終値についてはプラス圏で終了すると見ている。通過後を見越した上昇を強く意識すると思われ、3市場ともにジリ高でフィニッシュを迎えると想定している。

ここで大切なのはなぜフィッシャー氏が次期FRB副議長有力になったかと言うこと、債券購入縮小に向けたソフトランディングを狙ってのものだ。