60円に満たない値幅で、膠着状態の一日

取りあえず、無難に買い戻し
前日の欧米市場の上昇を背景に、為替が103円台に復したことで、主力株全般に浅く、広く買いが及びました。
ただ、ほとんどが前日の下げに対する反動的な買戻しが中心です。FOMCを控えているだけに、まだ明日一日、方向感は定めきれないという様子見ムードは払拭できませんでした。
売買代金も、11月20日以来、1ヵ月ぶりの低水準でした。
増田足
一番、増田足で迷うところは、本日のようなパターンでしょう。
日経平均現物・先物、ドル円とも、確実に25日足をサポートにして、先読みがピンクで幅を取ってくるまでは、手出し無用のところです。
増田足で逆張り的に買いを急ぐのは、得策ではありません。
それは、日経平均に限らず、個別銘柄でも基本的には同じです。
日経平均の5日線・25日線のミニデッドクロス
本日、5日移動平均線と25日移動平均線がミニデッドクロス。
今年、このミニデッドクロスが示現した場合に、その後日経平均がどのくらいの日程で底値をつけたかというと、以下の通りです。起点と終点を含めた日数です。
また、ミニデッドクロスとなった日の、200日線からの上方乖離率と併せて列記してみました。

5月29日デッドクロス→底値は6月13日で、12日。+33.3%。
7月30日デッドクロス→底値は8月28日で、22日。+17.76%。
10月4日デッドクロス→底値は10月8日で、3日。+8.25%。
10月28日デッドクロス→底値は11月8日で、9日。+8.31%。
今回は、+8.51%です。

200日線という長期的な移動平均線からの過熱感と、調整の深度との関係は、これですと、どこまで整合性があるか、判然としません。
強いていえば、5月、7月が二桁の乖離率であるのに対して、それ以降は、8%台ですから、それほど長い調整にはなりそうにない、という程度でしょうか。
RSIでモーメンタムを見てみますと、おおむね30超から40超のレンジで、底入れをしており、かなりの確率で短いダイバージェンス(逆行現象)を形成しています。
一つの目安として、このRSIをチェックしたらよいかもしれません。
現在40超のところにまでRSIが低下してきています。TOPIXのほうでは、40を割ってきていますから、実はモーメンタムはもうそろそろ底入れを模索する段階に入ってきているということも考えられます。