<私の相場観>=東洋証券・ストラテジスト 大塚 竜太氏

 注目される17~18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では量的緩和の縮小が見送られる公算が大きく、現状維持でイエレン氏にバトンを渡すかたちになるとみている。その場合、流動性相場の継続期待を背景とする米国株高から、東京市場も買い優勢の流れとなるだろう。

 年末年始相場については強い地合いを見込んでいる。キャピタルゲイン優遇税制廃止に伴う前倒しの売りは既に一巡しているとみられ、受渡ベースを考慮すれば12月26日から新年のNISAの買い付けが始まるため、大納会にかけて堅調な地合いが想定される。外国人投資家は既にクリスマス休暇期間に入っている関係もあって、全体売買代金は盛り上がりを欠くであろうが、閑散に売りなしの展開となろう。

 年明け以降は外国人の市場回帰をバネに上値追い基調が強まりそうだ。また、1月から始まる通常国会で俎上に載る成長戦略が、スケジュール感を伴って株式市場におけるテーマ買いの原動力として再浮上しよう。新年相場では、今年の高値である1万5749円の払拭を早々に意識する展開になるとみている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)