ファナックが上場来高値更新、裁定買い効果に加え円安も後押し

 ファナック<6954.T>が4連騰。5月23日の1万7460円を上抜き上場来高値更新と気を吐いている。日経平均寄与度の高い銘柄として、きょうは円安とリンクした先物高に追随する裁定買いが流入し上昇歩調を強めている。NC装置で世界シェアの過半を占める工作機械のシンボルストックで世界的な企業マインドの改善が追い風。自動車生産の回復を軸に北米の設備投資需要の盛り上がりが支援材料となっているほか、中国や欧州の景気減速懸念が後退していることも、同地域への売上構成比の高い同社株にはプラス材料だ。同社の下期為替想定レートは1ドル=95円だが、対ユーロでは1ユーロ=125円で実勢より16円も円高に設定していることから、増額要因として強く意識されている。

ファナックの株価は12時47分現在1万7760円(△460円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)