米FOMCの決定を前に日経平均上昇で円売り

FOMCで量的緩和縮小があってもドル買いは続かない?
昨日の海外時間には、米経済指標結果を受けて米長期金利が低下したことからドル売りが強まりましたが、NY時間午後に株価が反発したことから買い戻されました。

欧州時間序盤、東京時間の流れを引き継いでユーロが堅調に推移して、ユーロドルは1.3780台まで、ユーロ円は141.90円台まで上昇しました。しかし欧州株が冴えない動きとなったことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3760付近まで、ユーロ円は141.50円台まで反落しました。発表された独/ユーロ圏・12月ZEW景況感調査が予想よりも良い結果だったことから一旦ユーロ買いが強まる場面もありましたが、欧州時間序盤の高値に届かず再びユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3740台まで、ユーロ円は141.50円台まで下落しました。この間ドル円は小幅なレンジ内の取引きが続いていました。

NY時間にはいって、序盤は米長期金利が上昇し、ドル円も103円台に乗せましたが、発表された米・11月消費者物価指数が予想よりも弱い結果だったことから米長期金利が急低下し、各国株価が下落する中円買いが強まって、ドル円は102.80円台まで、ユーロ円は141.20円台まで、ユーロドルも1.3720台まで下落しました。その後米長期金利が一段と低下したことから全般的なドル売りが強まって、ドル円は102.50円台まで、ユーロ円は141.00付近まで下落し、ユーロドルは1.3750台まで反発しました。

NY時間午後にはいって、NYダウなどが反発したことからユーロドルは1.3770台まで、ユーロ円は141.30円台まで上昇しました。この間ドル円は102.50円台から102.60円台のレンジ取引が続きました。

東京時間にはいって、日経平均が上昇していることから円売りが強まって、ドル円、クロス円が上昇しています。

今日の海外時間には米FOMCの結果が発表され(日本時間明日午前4時)、バーナンキ・FRB議長が会見を行う(同4時半)ほか、英・11月雇用統計、米・11月住宅着工件数/建設許可件数の発表が予定されています。

米FOMCで量的緩和の縮小が決定されるかは五分五分といったところですが、見送られた場合はドル円は下落すると予想できます。また月額100億ドル程度の縮小が決定された場合、一旦はドル買いが強ると考えられますが、同時金利の急上昇を抑える為のガイダンスの変更などが伴うと予想されることや、ある程度織り込まれていること、材料出尽くしとなることなどから、ドル買いは長く続かない、と予想できます。