FOMCのフォワード・ガイダンスに注目・・・・

テイパリングは早晩開始なので・・・・
 バーナンキFRB議長は、かつて、「失業率7.0%まで下がれば、QE3終了」の述べた事があります。しかし、実際に失業率は7.0%に達しているにも関わらず、FRBは、未だにテイパリング(量的緩和ペース縮小)開始にも至っていません。

 しかし、米議会下院は既に予算案を可決している事もあって、今回見送られたとしても、テイパリングは早晩開始されるはずです。そして、市場は、既に、今回か次回FOMCに於けるテイパリング開始をかなり織り込んでいるものと思われ、焦点は、「フォワード・ガイダンス」に移っているのかもしれません。

 最近のドル指数の動向を追ってみると、テイパリング開始観測が強まっている割には、ドルが弱い状況が続いています。これは、「フォワード・ガイダンス」強化により、利上げ開始時期が遠のくとの見方が、海外の投資家の間で強まっている事が影響しているものと思われます。

 それ故、本日のFOMC声明文で、「フォワード・ガイダンス」が強化され、例えば、「失業率6.5%」と云う「利上げ開始基準」が除外されて、「インフレ目標」に重点が移る等の変更が行われば、広範なドル売りの流れが強まるかもしれません。そして、この「フォワード・ガイダンス」強化により、米国株が上昇幅を拡大する事となれば、ドル円は当然、上昇するとは思いますが、他通貨に対して、ドルが弱い為、ドル円の上昇スピードは、やや緩やかなものに留まる可能性も高まりそうです。