日経平均は一週間の下落を挽回

引き続き指数先物主導の上昇
後場は、本日高値15545円(12時50分ごろ)をヒット。
その後、高原状態を保ちました。
昼休み中、ドル円が103円に何度もつっかける上昇圧力が見られました。
それほどの大商いということではありませんが、日経平均は後半14時35分には上述の高値を更新して、さらに本日高値15587円まで上昇。
ただ、ドル円はこの局面ではむしろ103円割れで推移しており、整合性がつきません。
指数は高いのですが、全面高というわけではありません。500銘柄以上が下落しているわけですから、手放しのブル相場という内容ではありませんでした。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(12月16日⇒12月17日)は上昇銘柄群が、33.9⇒34.8%。下落銘柄群が66.1⇒65.2%。
増田レシオは18.3⇒18.8。
6色帯は、けっきょく「赤(上昇の崩れ)」3日連続となりました。
日経平均現物・先物の「先読み」以降のトレンドは、目先、辛うじて25日足を上回って推移する想定です。
ドル円も基本同じですが、6色帯はまだ緑のままで、頭打ち想定です。

<TOPIXは、高値引けという朗報>
予想外の上昇の一日でしたが、その解釈を巡っては市場でもかなり混乱しているようです。
日経平均はともかく、なんとTOPIXは陽線で、しかも丸坊主、つまり高値引けです。
日経平均主導の上昇相場というのは、指数ばかりが上昇して、持ち株がほとんど改善しないという傾向が強いものです。
これに対して、TOPIXが動くということになりますと、投資家のポジションはてきめんに改善します。
もし仮に、ここからTOPIXが日経平均に対して逆襲に転じるということになりますと、本格的なブル相場ということにもなるわけで、大変期待がかかるところです。
FOMCの織り込み方
FOMCについては、かなり織り込んでしまっており、ほとんど受け止め方としてはあっさりしたものになるかもしれません。
個人的な見方としましたが、朝寄り前の外人の買い越しが、いきなり積極策で打ってでてきたことにそれは現れていたように思えます。
その織り込みかたは(わたしの個人的な意見ではありません)、市場ではおおかた、今回800億ドルの月額の資産買い入れ規模を100-150億ドルの削減をする、量的緩和終了時の指標の目安を、従来の失業率7%から6.5%へ、また物価上昇率を2%からやはり変更を行う。
こういった予想が多いようですが、これらはすでに何度と無く言われてきた想定内容ですから、ほぼこうした政策変更が行われたとしても、ネガティブなインパクトはほとんど無くなってきているのではないか、と推測します。

少なくとも市場は、量的緩和策の縮小と、政策金利の利上げを、完全に切り離す認識に落ち着いてきたことは間違いなさそうです。
おそらく、市場としては、量的緩和策の削減規模が50-100億ドルていどのもので連銀がお茶を濁したとしたら、ほとんどなにも影響がないのではないでしょうか。
100-150億ドルで、市場の見方とほぼ同じでインパクトはニュートラル。
それ以上ですと、ややネガティブな反応になる、といったところでしょうが、短期的に出尽くしと受け止めて落ち着くような気がします。