外為サマリー:1ドル104円10銭前後の円安、米QE縮小開始で円売り膨らむ

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=104円11~12銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円12銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=142円36~40銭と同54銭の円安・ユーロ高で推移している。
 注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和(QE)縮小の開始が決定された。2014年1月から月額850億ドルの証券購入額を100億ドル減少する。同時に失業率が6.5%を下回り相当期間が経過するまでゼロ金利政策を維持する方針も示した。
 これを受け、18日のニューヨーク市場では円は対ドルで一時、104円36銭と2008年10月以来、約5年2カ月ぶりの安値をつけた。大幅な円安の流れを引き継ぎ、この日の東京市場でも104円10銭前後の円安が続いている。FOMCでは、QE縮小開始後もゼロ金利政策が続くとのフォワードガイダンスが示されたことから、市場には安心感が広まった。また、一段の追加緩和も視野に入っている日銀との金融政策の方向性の違いが、この日の円売り・ドル買いとなって表れている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3674~75ドルと前日に比べ 0.0096ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)