<私の相場観>=Argo Navis・フィナンシャルコンシェルジュ 清水 洋介氏

 東京株式市場は、年末から新年に向け強含みの展開が期待できそうだ。18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和(QE)の縮小開始が決定された。月間の買い入れ金額縮小は100億ドルにとどまり、市場には「QE縮小は穏やかなテンポで進む」との観測が強まった。今回の決定で、アク抜け感が出たことを市場は前向きに評価している。

 今後1カ月程度の日経平均の想定レンジは1万5000~1万6500円前後とみている。為替レートは1ドル=101~105円程度を見込む。円安は進むが105円前後からの上値は重いだろう。

 日経平均株価は、全般底上げ相場が期待できそうだ。景気回復が続く日米経済の状況を反映する堅調な相場が期待できるとみている。

 ただ、日経平均株価などのインデックスが先物の影響で上下することが目立つ状況には、徐々に変化が出てきそうだ。

 物色対象としては出遅れ株に注目。三菱商事<8058.T>など商社株には投資妙味がある。また、トヨタ自動車<7203.T>は7000円乗せも期待できるだろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)