米量的緩和縮小へ、今後の相場は=SMBC日興証券株式調査部部長 西廣市氏

 米量的緩和縮小は早晩開始されるとの見方がマーケットに浸透していたこともあり、今回のFOMCで実施されたこと自体は驚く話ではない。むしろ、アク抜けにつながった格好で、証券購入額とMBS購入額それぞれ50億ドルずつ、計100億ドルの減額にとどめたことは、前向きに評価できる。声明でも超低金利政策の継続を示唆しており、これも投資家心理に好影響を与えた。一方、11月の住宅着工の伸びをみても米国景気の好調は疑う余地がない。好景気と流動性資金が共存する環境下で、東京市場でもリスク資産シフトの動きが、中期的に続くだろう。為替の円安傾向が強まるなか、企業業績の増額余地が強まっていることも好材料。年明けはアベノミクスの成長戦略も軌道に乗り、日経平均は1万6000円台での強調展開が見込まれる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)