足利HDが10年ぶり再上場、初値は公開価格を7%上回る451円

 栃木県地盤の地方銀行、足利銀行を傘下に置く足利ホールディングス<7167.T>が、19日に東証1部に新規上場した。足利銀は経営破綻を経て、約10年ぶりの再上場となった。同社は、公開価格と同値の420円カイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開となったが、9時16分に公開価格を31円(7.38%)上回る451円の初値をつけた。その後、9時33分には一時、初値比25円高のの476円まで買い進まれる場面があったものの、それ以降は概ね換金売りに押される展開となり、じりじりと売られ結局432円で上場初日の取引を終えた。
 同行はバブル期に巨額の不良債権を抱えて債務超過に陥り、2003年に経営破綻、04年1月に上場廃止となった。その後、一時的に国有化されたものの、08年に野村ホールディングス<8604.T>系を中心とした投資グループが持ち株会社の足利ホールディングスを設立し、経営再建を目指していた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)