米金利高&株高はドル円の好環境だが・・・=外為どっとコム総研 神田卓也

株高にも伸び悩む
東京市場のドル/円は、前日終盤の上昇基調を引き継いで104.30円台まで上昇して、5年2カ月ぶり高値を付けたものの、買い一巡後は伸び悩んだ。
日経平均が堅調地合いを維持する中でも一時103.70円台まで弱含むなど、昨晩からの上昇に対する利益確定の動きも散見された。
好地合いだが、利益確定売りを警戒
昨日のNY市場では、FOMCで量的緩和の縮小が決まり、金融政策に関する不透明感が払拭された事で、米景気の堅調さを素直に評価する気運が高まっており、長期金利が上昇したにもかかわらずNYダウは16100ドル台を回復した。こうした好環境の中ではドル/円の下値も限られる公算だが、引き続き利益確定の売りが出やすい地合いにある点には注意しておきたい。
注目材料は・・・?
海外勢の一部は、本日の安倍首相の講演(18:00)に新たな成長戦略などの期待を寄せているとされる。
高すぎる期待は、失望を招きやすく、利益確定売りのきっかけとなる事も考えられる。米新規失業保険申請件数(22:30)や米12月フィラデルフィア連銀景況指数、米11月中古住宅販売件数(いずれも24:00)などが予想を下回った場合も同様に、売りの口実となる可能性があるだろう。