米量的緩和縮小へ、今後の為替相場は=上田ハーロー・外貨保証金事業部長 山内 俊哉氏

 18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和(QE)縮小開始が決まった要因には、“市場との対話”ができていると判断したことに加え、バーナンキ議長自身が来年1月末の退任を予定していることを考慮した面もあるのだろう。
 資産買い入れ規模の縮小は、1回のFOMCで100億ドル程度と想定し、資産買い入れ終了時期は2015年の早い時期とも見込まれる。また、金融政策判断の軸足を失業率からインフレ率に移したように思える。2%を超えるインフレ率を実現するまでの時間は長いとの評価も安心感を与えたようだ。
 来年の年初相場に向け105円60銭前後が視野に入る可能性はある。これは2007年の124円12銭から11年の75円57銭の61.8%戻しに相当する水準だ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)