NY株式市場はダウ続伸を想定、休暇前の買い需要に期待

19日のNY株式市場は、経済指標の結果に一喜一憂しつつ、昨晩の余韻を駆った勢いが優勢
時間外取引のCME米国株式指数先物は反落、ダウは300ドル近い上昇で年初来高値を更新した後だけに、上値を追う動きは限定的のようだ。
昨晩はフォワードガイダンスの効果や、景気拡大期待の高まりもマーケットの下支え要因となったが、今晩のNY市場は経済指標次第だと考えている。
要は市場予想を上回る結果を発表すればドル買い・株先買いの構図を強めやすく、ポジティブな結果に対してポジティブに反応するだろう。

逆に下回る結果は利食い売りや手仕舞いを発生させやすく、本日は休暇前で重要な指標結果が相次いで予定されているだけに注目度は高い。
これまでの緩和維持期待が覆っていたときの反応とは違ってくるので、先物の売り買いはタイムリーな対応が要求されることになりそうだ。
今晩予定のイベントは、米国で景気先行指数、中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、カンファレンスボードの景気先行指数、新規失業保険申請件数など注目度は非常に高い。
また中古住宅販売件数は、住宅指標の中でも最も重要な指標イベントのひとつ、昨晩は住宅販売件数の結果にレナーなどがポジティブに反応している。
その分、本日発表の指標に対する期待度は高いと見て、インラインで収まればS&P500指数が伸び悩むことも考えられるので、その点は注意が必要だ。

しかしながら、史上最高値を更新した翌日にあっさりと利食い売りに押されるほどの脆さは考え辛く、最高値更新するほど買われた現実を直視すべきだろう。
今晩はダウ採用銘柄のナイキが決算を発表予定、採用銘柄の中でも指数の上昇に寄与した銘柄のひとつ
16時半にスタートした日経平均先物はもみあい、米国時間に入る20時以降までは手掛かり材料に乏しい展開となりそうだ。
今晩はカーニバルやペイチェックス、アクセンチュアなどの企業が決算発表を予定しているが、ナイキが相場全体に大きく影響を与えるだろう。
ダウ工業株指数に採用されてからは、ダウ指数の上昇に大きく貢献しており、業績も堅調な数値を発表していたことも株価を押し上げる原動力となった。
同社の決算内容が市場予想を上回り、来期見通しも良好な数値であれば、ダウの続伸に大きく寄与することになるだろう。
仮に市場予想ほど良好な内容でなくても、QE3縮小に踏み切った背景を考えれば、経済指標は警戒するほど悪い結果は出ないと楽観視している。
結論は続伸、ダウの上昇幅はナイキの動向次第とみている。