午後:債券サマリー 先物は急反落、米QE縮小開始の影響も注視

 19日の債券市場では、先物中心限月3月限は急反落。米量的緩和(QE)の縮小開始で円安・株高が進んだことを受け、安全資産の債券には売り物が先行した。
 後場の先物は144円14銭でスタートし、一時143円91銭まで下落した。この日は、「残存期間5年超10年以下」「同10年超」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ1.98倍、2.00倍だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)でのQE縮小開始の決定を受け、米長期金利は上昇しており、東京市場でも債券は弱含みで推移した。ただ量的緩和の出口戦略を決定した米国と追加の金融緩和の可能性が高い日本では、金融政策の方向性は異なるだけに、金利の上昇局面では買いが流入するとの見方は多い。
 この日の先物3月限は143円94銭で始まり、高値は144円19銭、安値は143円88銭、終値は前日比20銭安の143円93銭。出来高は3兆4034億円。10年債の利回りは前日比0.020%上昇の 0.675%、 20年債は同0.015%上昇の1.535%、30年債は同0.010%上昇の1.690%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)