東京株式(大引け)=11円高、先物主導で引け際プラスに

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 20日の東京株式市場は前日の米国株の上値が重かったこともあり、利益確定売り優勢の地合いだったが、先高期待は根強く、下値には押し目買いが入り、引け際は先物が主導して小幅プラス圏で着地した。
 大引けの日経平均株価は前日比11円高の1万5870円と4日続伸で連日の年初来高値。東証1部の売買高概算は25億5551万株、売買代金は2兆3670億円。値上がり銘柄数は574、値下がり銘柄数は1059、変わらずは142銘柄だった。
 前日の欧州株は高かったものの米国株が高値警戒感からの売りに上値が重くなり、東京市場でも前日まで日経平均が3日間で700円強の急伸をみせていた反動もあって、売り優勢のなか始まった。ただ、為替市場では1ドル=104円台半ばまで円安が進行、これが下値を支える足場となった。米量的緩和の縮小決定を受けて、米国で長期金利が上昇、日米金利差拡大の思惑がドル買い・円売りを促している。ただ、値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回る状況でインデックス主導の戻り。大引けにかけて、先物にまとまった買い戻しが入り、それに引き上げられる格好となった。
 個別では、マツダが高く、ファーストリテも急伸。キーエンスも大幅高となった。サカイオーベ、新日本理化が値を飛ばし、ティアックも物色人気。KLabが活況高となり、電気興、NIPPOなども大きく買われた。一方、JTが軟調、KDDIも冴えない。ショットモリテがストップ安。ユニチャームが値を下げ、ラサ工、日産東HDなども売られた。太陽誘電、久光薬も安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)