週末のNYダウは続伸へ、ブラックベリー次第でナスダックも浮上する

20日のNY株式市場は、クアドルプルウィッチングを通過後、底堅く上昇するとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物はプラス圏、特に悪材料視するモノはなく、クリスマス休暇前のレパトリが強まると思われる。
金先物などのコモディティや10年債は軟調に推移、本来なら警戒心が高まるどころか、リスクマネーの矛先が株式に向かっているようだ。
為替のドルについては、休暇前のドル買いとストップロス覚悟の動きが強まると思われ、米国株が下落するとは考え辛い。
ここはよほどの地政学リスクの発生や債券が暴落しない限りは、再び高値更新を狙った仕掛け的な買いが優勢になると考えている。
今晩予定のイベントは、米国でGDPや個人消費、デフレーターの確報値が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、GDPなどの確報値が発表されるが、特に材料視されることはないだろう。
ただし市場コンセンサスを上回る数値で着地となれば、ドル買いの口実となりやすく、ストップロス覚悟の動きが加速するかもしれない。
リスクマネーは、ドイツ同様に米国も株式市場だけに限られていて、広がりを見せていない。
そんな中でのイベント通過は、限定的な株価押し下げ、ポジティブな結果ならドル買い主導の先物買いとなり、休暇前だけになおさらだ。
今晩はブラックベリーが決算を発表予定、ナイキの時間外下落はダウにとって重い
16時半にスタートした日経平均先物は買い方優勢の展開、ドイツGfkも市場予想を上回り、為替は円売りに傾いているようだ。
今晩予定されているブラックベリーの決算については、市場コンセンサスで44セントの赤字と低調な内容が予想されている。
同社は経営不安も謳われていただけに、想定ほどの悪化でなければ買い戻し主導のナスダック上昇に貢献できると期待。
ナイキについては時間外で1%近く下落しており、ダウの重しとなりそうだが、IBMやユナイテッドヘルスなどの値嵩株に買い戻しが入るとし、上昇を想定。

週末の手仕舞いはドル買い株買いの方向に傾き、FOMCの余韻がいまだ債券などで反映されているなら、債券売り株買いに流れが継続すると強気に見ておきたい。
したがって週末のNY株式市場は、ダウの上値は重くても3市場ともにプラス圏で終了、日経平均が飛び道具を使った高値更新になると強気に構えている。