<株式トピックス>=“節税売り”終了し“NISA”がスタート

 20日の東京株式市場は、前日の米国株の上値が重かったこともあり、利益確定売り優勢の地合いでスタートしたが、先高期待は根強く引け際は先物が主導して小幅プラス圏で着地した。日経平均株価終値は、前日比11円高の1万5870円と4日続伸で連日の年初来高値更新となった。ただ、東証1部の値下がり銘柄数が1059(値上がりは574銘柄)と1000を超えるなど、日経平均株価の“行き過ぎ”を懸念する声も出ていた。 
 来週は、外国人投資家のクリスマス休暇入りが本格化し、欧米株式市場の休場も挟まることもあり、東京株式市場でも売買代金の減少は避けられそうもない。そのなか、年内最終受け渡し日となる25日までは、株式譲渡益課税の“優遇税制”年内終了に伴う駆け込み的な個人投資家の“節税売り”が想定されるという。一方、実質新年相場入りする26日以降は、NISA(少額投資非課税制度)を通じた買いがスタートするため、個人投資家からの資金が、株式投資信託経由も含めて、中・長期投資に向いた主力銘柄を中心に流入する可能性も指摘されている。多くの市場関係者は、NISAスタートに伴う買い需要が、どの程度のボリュームになるのか固唾を呑んで見守っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)