<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 今週は、外国人投資家のクリスマス休暇入りで、売買代金が減少しそうだ。年内最終受け渡しの25日までは、「優遇税制」の年内終了に伴う駆け込み的な個人投資家の“節税売り”が想定される。一方、実質新年相場入りする26日以降は、NISA(少額投資非課税制度)を通じた買いがスタートし、個人投資家の資金が、主力銘柄を中心に流入する可能性がある。

 年明けは、外国人投資家の積極買いも予想され、日経平均株価は、1万6000円台固めから上を目指す展開。3月まで先延ばしされた米国債務上限問題への懸念が意識されるまでは堅調な推移となりそうだ。円安継続もあり、来年は1万8000~1万8500円への上昇が期待できそうだ。

 個別銘柄では、インフラ輸出関連の雄である日立製作所<6501.T>、IATA(国際航空運送協会)も認める世界有数の航空機のオーバーホール拠点を持つIHI<7013.T>、自動車電装用コネクターが主力で、安全性能向上に向けた自動車各社の取り組み(ミリ波レーダー搭載など)によって製品の採用増加が見込まれるイリソ電子工業<6908.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)