今週のドル円はクリスマス休暇により流動性が低下 突然の材料に注意?

先週はFOMCのテーパリング開始で円安に
先週の米ドル/円相場は103.25で寄付いた後、102.49まで戻す場面も見られました。注目されていた18日(日本時間19日未明)の米FOMCでは量的緩和縮小開始が決定された事を受けドルが買われる展開となり、前週の高値103.935を抜けて2008年10月以来63カ月ぶりとなる104.645まで上昇いたしました。

今回の量的緩和縮小開始のタイミングについては、発表後の値動きが示す通り市場はサプライズと受け止めたと考えています。

これは縮小規模が国債、MBS(住宅ローン担保証券)ともに50億ドルづつという意外性の低い内容であることなどからも伺え、恐らく市場はコンセンサスどおり来年1月か3月の開始を織り込んでいたものと考えています。

また、失業率が6.5%まで低下した後もゼロ金利政策は維持するといったフォワードガイダンスも株価上昇を促す内容となりました。

遅かれ早かれ緩和縮小開始は時間の問題だったわけですが、今後の米金融政策についての焦点は、「量的緩和縮小のペース」と「出口戦略」に移ったと考えられるのではないでしょうか?

そしてそれらを占ううえで、重要なポイントは今後の雇用統計になると考えています。

クリスマス休暇により市場は閑散
今週は海外市場がクリスマス休暇となるため、例年に習うと大きな変動は無いとも考えられますが、逆に市場が閑散としていることで、何かしらの材料が出てくると乱高下となる可能性もあり注意が必要です。

テクニカル的にも一目の雲の方向性や基準線の傾きから、中期的には上場トレンドと考えられますが、上述のとおり目先はレンジでの推移を予想しております。

レジスタンスは先週の高値104.65
サポートは転換線の位置する103.50前後