東京株式(大引け)=18円高、値下がりが7割を占める

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 24日の東京株式市場は、前日の欧米株が総じて堅調でリスク選好ムードのなかで始まり、日経平均株価は前場中ごろに1万6000円台を回復。しかし、先物主導によるスピード警戒感から、後場は急速に値を消し、大引け近くにはマイナス圏に沈む場面もあった。
 大引けの日経平均株価は前週末比18円高の1万5889円と小幅ながらプラス圏で着地し5日続伸。東証1部の売買高概算は25億9057万株、売買代金は2兆3188億円。値上がり銘柄数は367、値下がり銘柄数は1275、変わらずは133銘柄だった。日経平均は続伸したものの、全体の7割以上の銘柄が下げている状況でTOPIXは4ポイント強の下げとなった。
 きょうの東京市場は欧米株高を受け買いが先行、日経平均は約6年ぶりとなる1万6000円台を回復したものの、その後は上値が重かった。裁定買いによる影響を除けば、値下がり銘柄が常に多い状況で、地合い自体は利食い優勢。後場は全体指数が実態にサヤ寄せするかたちで急速に値を消した。為替は円安をキープしていたものの自動車株などの反応は鈍く、銀行株も伸びを欠き、一部材料株が気を吐くにとどまった。
 個別では、ファーストリテが高く、KDDI、ドワンゴにも買いが先行。東エレクも堅調。エイチーム、藤倉ゴムがストップ高に買われたほか、ローム、岡部なども急伸、サンケン電、クラリオンなども物色人気となった。
一方、ソフトバンクが軟調、トヨタ、パナソニックも売りに押されている。ルネサスが急落したほか、ショットモリテ、ネクスト、Vコマースなども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)