大豊建が商い急増で切り返し、政策支援背景に材料株素地再燃

 大豊建設<1822.T>が商いを膨らませて値を飛ばしている。24日に閣議決定された14年度予算案では景気対策としての公共事業拡大に重心を置いており、同社をはじめアベノミクス恩恵を享受できる業種として建設株に物色の矛先が向いている。ここ円安を背景に輸出株主導の地合いだったことも、建設セクターの出遅れを意識させ買いを誘う状況。そうしたなか、同社は想定を上回る工事の進捗に加え、連結子会社も好調で上期の連結経常損益は2億円の赤字見通しから一転、3億100万円黒字に浮上している。14年3月期経常利益は15億円を見込み、前期の4億1100万円の赤字から大幅改善する見通し。12月6日に公募増資と自己株処分を発表しており、株式価値の希薄化などを警戒する売りにマドを開けて売られたが320円近辺を軸に売りをこなし切り、持ち前の材料性を背景に急浮上の展開にある。

大豊建の株価は10時54分現在342円(△28円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)