東京株式(前引け)=裁定買いに続伸も値下がり1000超える 

 25日前引けの日経平均株価は前日比63円高の1万5953円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は11億4478万株、売買代金は9383億円。値上がり銘柄数は577、対して値下がり銘柄数は1044、変わらずは153銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、ここ最近の日経平均の急速な上昇を受けて売り優勢でスタートしたが、その後は建設など内需株に物色資金が回り、プラス圏に切り返している。ただ、日経平均は先物主導の裁定買いによる影響も大きく、一部の値がさ株が、取り立てて材料の見あたらないなかで急伸するなど、やや不自然な動きに支えられている格好。値下がり銘柄数は1000を超えており、TOPIXは前日比マイナスで、地合い自体は押し目形成に動いている状況だ。
 個別では大豊建が商いを大きく膨らませ値上がりトップに買われたほか、熊谷組、鉄建なども高い。Vコマース、エイチームなどが大幅高。サカイオーベ、ラサ工など低位の材料株も物色人気を集めている。このほか、ファーストリテが裁定買いを背景に急伸し5月の年初来高値更新が目前。一方、ソフトバンクが軟調、ショットモリテ、アンリツなどが大幅安。三菱ガスが値を下げ、ティアックも利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)