<チャートの視点>=日立工機、移動平均線の接近でチャート妙味高まる

 日立工機<6581.T>は5日移動平均線(24日時点:741円)、25日移動平均線(同:737円)、75日移動平均線(同:744円)が接近しており、チャート妙味が高まっている。通期の利益予想を下方修正したのをきっかけに11月5日には年初来安値692円をつけたが、それ以降は出直り歩調。12月に入ってからは740円を挟んだもみ合いとなっている。一目均衡表では株価が先行スパン1(24日時点:722円)と先行スパン2(同:749円)に囲まれた範囲(雲)の上限に迫っており、上抜ければ強気シグナルが点灯するとあって注目したいところだ。
 なお、2014年3月期通期の連結業績見通しは、売上高が1340億円(前期比15.9%増)、経常利益が36億円(同42.7%減)、最終利益が24億円(同48.8%減)と増収減益予想。前期にワクチン生産用連続超遠心機の特需が発生した反動減に加え、在庫調整のため電動工具の生産を抑えていることが影響する。ただ、同社では下期以降の想定為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=125円としており、足もとの円安進行はさらなる採算改善につながりそうだ。

日立工機は13時44分現在745円(△2円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)