東京株式(大引け)=120円高、1万6000円台回復

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 25日の東京株式市場は、目先スピード警戒感からやや売りに押される展開でスタートしたが、日経平均株価はその後すぐにプラス圏に切り返し、後場一段高に買われた。大引けで約6年ぶりとなる1万6000円台を回復したが、裁定買いなどの影響が大きかった。
 大引けの日経平均株価は前日比120円高の1万6009円と6日続伸。東証1部の売買高概算は25億7068万株、売買代金は2兆869億円。値上がり銘柄数は755、値下がり銘柄数は870、変わらずは150銘柄だった。売買代金は5日連続で2兆円を超えたが、日経平均の上昇とは裏腹に、きょうも値下がり銘柄数が値上がりを上回る状況にある。
 きょうの東京市場は、日経平均が前日までの5日間で740円弱の上昇をみせていたこともあって軟調なスタートとなった。証券優遇税制が適用される実質年内商い最終日ということで駆け込みの利益確定売りも影響したとみられる。しかし、その後はすぐに買い優勢の地合いに早変わり、一部の値がさ株が裁定買いを背景に日経平均を押し上げた。大引け間際には1万6000円大台に乗せ、ほぼ高値引けとなった。
 個別では、ファーストリテが急伸で年初来高値を更新。KDDIも堅調。エイチーム、藤倉ゴムは値幅制限いっぱいに買われた。大豊建が大幅高となったほか、鉄建、熊谷組など建設株が物色された。JBR、Vコマースなども値を飛ばしている。半面、ユニチャームが軟調、菱ガス化、NECキャピが大幅安。日ゼオン、日ケミファ、ダイエーなども値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)