三井住友など大手銀行株が高い、資産拡大効果担う中軸セクター

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が4日ぶりに急反発したほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も上昇歩調をみせるなど大手銀行株に買いが目立つ。売買代金も増勢顕著となっており、日銀による低金利政策の継続を底流に金融相場の色彩が強まるなか、その象徴となっている。米国では12月のFOMCで量的緩和の縮小を決めたが、次期FRB議長に“超ハト派”ともいわれるイエレン副議長が就任することもあって、緩和的環境が続くことが予想されている。国内も日銀黒田総裁が先の金融政策決定会合後の記者会見で緩和に柔軟ともとれる姿勢をみせており、銀行株にとっても追い風が強い。大手銀行株は時価総額の大きさだけでなく、個人株主が多いことで株価上昇が個人投資家の信用余力の拡大や資産効果の上昇をもたらし、市場活性化の潤滑油となる。

三井住友の株価は10時38分現在5330円(△90円)
三菱UFJの株価は10時38分現在666円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)