やや過熱感見られるも、さらなる上値追いが期待できる局面…!?

動意薄の中で上値拡大
※ご注意:予想期間は12月27日と表示されていますが、本日(26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 クリスマスで欧米市場が休場という流動性が乏しい昨日は、基本的に動意が薄い展開でした。しかしながら“株高の連鎖”継続から日経平均が2007年12月11日以来の水準へ続伸し、ドル円もジワリジワリと上値を拡大しました。前日高値を上回る104.420円まで上伸し、概ねそのままの水準で昨日の取引を終えています。

 そして昨日は欧米市場が休場であることから、“株高の連鎖”の行方は本日の東京市場(日経平均)に再び委ねられました。“成長戦略”に関する報に反応した感もありますが、「“流動性が乏しい中での高値更新”は“ポジション調整に伴う利益確定売り”を上回る」と考えるのが自然ですので、日経平均は続伸しています。このため“株高の連鎖”は継続となっており、リスク選好の円売り活発化がドル円を2008年10月8日以来の水準へと押し上げています。
上値追いにやや過熱感…、本日の流動性回帰は望み薄…?
 このため今後のポイントは、「この流れはまだ続くか?」に移ってくると見られるところです。値位置的にはかなりの高水準であり、押し目を入れない上伸には過熱感も見え隠れするからです。

 ただし欧州・英国・スイス・カナダ等は引き続きクリスマスで休場となるなど、本日に関しては実質的にはまだ休場といえます。“株高の連鎖”に伴った本日の東京タイムの高値更新にしても、豪州や香港が休場という“流動性が回帰し切れていない”中での発生です。
利益確定売りによる反落への警戒も必要だが…
 値位置が値位置ですので、「利益確定売りによる反落」への警戒の手を緩めるわけには行きませんが、前記した「“流動性が乏しい中での高値更新”は“ポジション調整に伴う利益確定売り”を上回る」は株式だけのことを示すものではありません。

 欧州市場にかけてやや手控えムードが台頭しそうな気配もありますが、「105円ライン突破」「2007年から下落の61.8%戻し(105.65円)」に向けたさらなる上値追いを期待したい局面といえます。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.185(08/10/8高値)
上値4:105.000(大台)
上値3:104.630(12/20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:104.534(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:104.420(12/25高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.372
下値1:104.225(12/25安値、ピボット1stサポート)
下値2:104.113(12/24安値、ピボット2ndサポート)
下値3:104.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
下値4:103.816(12/17~12/20の38.2%押し水準)
下値5:103.770(12/19-23安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:07 ドル円 抵抗・支持ライン追加