株で儲けるための「四季報」活用法

相場の福の神が語る!日本株勝ち組投資術! 第2回

株式市場は、プロの機関投資家・外国人投資家とアマチュアの個人投資家が同じ土俵で、同じルールの元で戦う「ガチンコ勝負」です。この勝負に勝ち抜くには、「知識」と「経験」が必要です。初心者だからといって誰も手加減はしてくれません。「知らなかった」ということは、株式市場では通用しないのです。

藤本の20年以上の証券マン人生で得た「投資で勝つ人」になるための「知識」を余すことなくお伝えしていこうと思います。

「会社四季報」と「日経会社情報」
個人投資家が上場企業について、調べたいと思ったときに使えるのが、東洋経済新報社の「会社四季報」と日本経済新聞社の「日経会社情報」です。3・6・9・12月の15日に年4回発行されます。両方とも似たような内容の書籍ですが、もしどちらかだけを選ぶのであれば、藤本は「会社四季報」をオススメします。なぜならば、会社四季報のほうがより数多くの投資家が閲覧しているからです。
「株式」はみんなが買えば上がり、みんなが売れば下がります。だから、みんなが何を元に考えているのか知るには、みんなが読んでいる情報が取得することが大事になります。
「会社四季報」と「日経会社情報」では「みんな」は「会社四季報」を選択していますので、会社四季報のほうがオススメなのです。

書籍・ネット・CD-ROM
「会社四季報」は、書籍で通常版は2,000円で販売されていますが、このほかに、ネットでも読むことが出来ます。SBI証券でも、ログイン後の個別銘柄の画面に「会社四季報」のタブがあります。

口座を開設さえすれば、誰でも無料でご覧いただくことが可能です。無料で読むことが出来るならば、わざわざお金を出して書籍を買う必要はないのでしょうか?その答えは、「NO」です。個別の銘柄の情報をピンポイントで見るには、株価やチャートなどと網羅的に見ることが出来るネットのほうが便利です。しかし、書籍には紙ならではの良さがあります。それは、「会社四季報」をぺらぺらとめくれば、まるで「宝探し」をするように様々な会社の情報が手に入るからです。ネットでも順番に見ていけば見ることが出来ますが、書籍のほうが見やすいと思います。また、書籍には、興味深い特集記事などが掲載されています。例えば、最新号の2014年第1集では、下記のような独自調査が掲載されていました。
・独自調査 消費増税影響度
・独自調査 為替変動影響度
非常に投資の参考になる独自調査です。
また、もう少しお金を出してもよい方は、「会社四季報CD-ROM」も6,980円と少々お高いですが、オススメです。
CD-ROM版の最もよい点は、様々な条件で銘柄を検索することが可能な点です。「過去最高益」とか「TPP」「農業」など様々なキーワードで検索することが可能なので、いろんなニュースの関連銘柄を探すことが可能です。また、最新号を含め1年間の四季報の画面も確認できますので、過去との比較が出来るのも優れた点です。

四季報では「来期の見通し」に注目
「会社四季報」ならではの情報に、「2期分の業績見通し」があります。これは四季報を発行している東洋経済新報社が予想する見通しです、各企業が正式に発表したものではありませんが、数多くの投資家(当社のお客様を含め)が見る業績見通しなので、チェックしておいて損はありません。ソフトバンクやトヨタ自動車など時価総額が大きく、機関投資家の保有の多い銘柄は、各証券会社などのアナリストがアナリストレポートなどで業績予想を行っていますので、そのコンセンサス(平均値)も重要になりますが、時価総額が小さい新興市場などの銘柄については、カバーしているアナリストも少なかったり、いなかったりするため、より「会社四季報」の業績予想が重要になります。

これまで知らなかった会社を見つける
「会社四季報」には膨大な情報がつまっていますが、速報性やアクセスの容易さなどではネットにかないません。ですから、特定の企業の情報を得るためではなく、「どんな会社がどんな事業を行い、どんな業績を上げている(上げそうな)のか」という使い方がオススメです。消費者に直接届く商品やサービスを提供していない会社は、投資の初心者には馴染みの薄いものです。
 空き時間などに、「会社四季報」のページをペラペラめくってみるだけでも、「こんな会社があったのか」という宝探しにも似た発見があるはずです。

有名な会社と株が上がる会社はイコールではない
有名な会社と株が上がる会社はイコールではありません。今後、株価が上がって有名になる会社をいち早く見つけるのも株式投資の醍醐味。「会社四季報」を眺めているときに、そんな会社に出会えるかも知れません。コメント欄を見て興味を持った会社は、一緒に掲載されている業績情報などをチェックしてみましょう

今回のワンポイント
・会社四季報は、ネットと書籍を上手く使い分けよう

*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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