<動意株・26日>(大引け)=SMK、グリムス、日コンクリなど

 SMK<6798.T>=上昇加速。時価は08年1月以来約6年ぶりの水準。14年3月期はスマートフォン向けの復調や車載用タッチパネル、コネクター販売が収益を牽引、最終利益を14億円から20億円、さらに28億円(前期1億9800万円の赤字)と複数回にわたる大幅増額修正で市場関係者の注目を誘った。今後はローエンドスマートフォン(低価格帯のスマホ)の普及が加速するとみられている中国やインドなどで、タッチパネルやコネクター需要が伸び成長を牽引する見通し。

 グリムス<3150.T>=ストップ高。この日の正午に、エナリス<6079.T>と包括提携すると発表したことが好感された。エナリスも急伸した。提携によって、エナリスが進める金融機関などとの戦略的パートナーシップとの取り組みをグリムスグループがフォローする体制を構築する。同社はエネルギー商材の販売で高実績を持つ。具体的には、スマートハウスプロジェクト事業での太陽光発電の電力買い取りやエネルギーコストソリューション事業での電力代理購入サービスの販売に対する提携などを進める予定だ。

 日本コンクリート工業<5269.T>=大幅続伸。きょうの11時ごろにインドネシアのウィジャヤ・カリヤ・ベトン(ウィカ・ベトン)社と技術供与契約および設備売買契約を締結したと発表しており、これを好感する買いが入っている。同社が得意とする無騒音、無振動で排土が少ない中掘工法の設備と技術の供与を行うというもので、約2億5000万円の契約を締結。今後、工事の進捗に伴う追加契約を予定しているという。

 新明和工業<7224.T>=4日続伸。特装車の大手メーカーだが復興事業の進展などで、ダンプトラックの需要が好調なほか、米ボーイング社の航空機増産の動きを受け、翼や胴体部分の部品を手掛ける同社にフォローの風となっている。今3月期は2度にわたる大幅増額修正を経て、連結営業利益83億円と前期比4割強の伸びを見込むなど好調。政府が次期中期防衛力整備計画で予算上乗せ方針が伝えられるなか、防衛関連としても高評価を得ている。来年1月下旬には安倍首相がインドでトップセールスを展開する予定。

 サンセイランディック<3277.T>=一時ストップ高。25日、2013年12月期連結利益の増額修正を発表したことが好感された。売上高は108億円4500万円から92億3600 万円(前期比2.5%減)に見直したが、営業利益は6億6400万円から8億6800万円(同67.9%増)、純利益は2億5300万円から4億1800万円(同79.4%増)に増額した。売上高は大型案件の販売が一部来期に持ち越された影響から減額されたが、利益面では不動産販売事業の利益率の改善や販管費の減少などが収益を押し上げた。

 朝日ネット<3834.T>=一時ストップ高。25日に朝日新聞社との資本・業務提携を発表したことが好感された。朝日ネットが持つインターネット関連事業のシステム開発力やサービス運営ノウハウと朝日新聞の持つ媒体およびコンテンツを活用。「教育支援事業のサービス開発」や「デジタル事業全般のビジネス展開」「技術連携によるメディアの多様化への対応」などを行う。朝日新聞は朝日ネットの221万7000株を保有し6.82%の株主となる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)