東京株式(大引け)=164円高、需給改善で全面高様相

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 26日の東京株式市場は朝方から買い優勢で、その後も利益確定売りを吸収して頑強な動きを続けた。実質新年商いで、証券優遇税制廃止前の駆け込み的な売りがなくなり、NISAの買い付けなども寄与したとみられる。
 大引けの日経平均株価は前日比164円高の1万6174円と7日続伸で連日の高値更新となっている。東証1部の売買高概算は26億5712万株、売買代金は2兆1833億円。値上がり銘柄数は1620、値下がり銘柄数は120、変わらずは29銘柄だった。東証1部全体の9割以上の銘柄が上昇し、TOPIXは新高値に買われた。売買代金が2兆円台を超えるのは6日連続。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場がクリスマスで休場だったことから手掛かり難だったが、リスク選好ムードが継続、取引時間中に為替が円安方向に振れたことなども追い風となり上値指向が続いた。NISA導入に伴う新たな買い需要と、優遇税制廃止前の売りが終了したことが需給面で好材料となっている。これまでは裁定買い主導の相場だったが、きょうは金融株や自動車など中心に主力株が活況裏に上昇し、物色は中型株から小型株まで広範囲にわたった。
 個別では、ソフトバンクとトヨタが売買代金で双璧となりいずれも高い。また、三井住友、三菱UFJなど銀行株が商いを伴い上昇。野村HDなど証券株の上げも目立った。このほか藤倉ゴムが3日連続ストップ高。アーク、日本橋梁、東海東京なども値を飛ばした。半面、ファーストリテが反落、アサツーDKが大幅安、エイチームも利食いに押された。キヤノン、足利HDも軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)